カゴシマから電車に揺られて4時間、時刻はお昼。
到着してまず最初に向かったのは、唐津のすし屋といえばココと言うくらい全国にその名をとどろかす超有名店「鮨処 つく田」です。
もちろん、美味くないハズはありません。着いて早々いきなり夢見心地です。
まあ不肖オイラ、煮きりを引かれ、醤油をつけて食べない(というか置いてない)スタイルの鮨屋はこれが初めてでした。
赤酢を使った酢めしからしてまるで別物だし、酢めしとネタと煮きりの絶妙のコンビネーション。これが江戸前の仕事か!と腑に落ちるとともに、自分の中に新たな鮨の基準が出来たことが、とてもうれしかった。
シンプルながらも高いセンスを感じさせる美しい店内に加え、唐津でもっとも有名な作陶家「中里 隆」氏の酒器でいただく日本酒の酔いとも相まって、いうことなしのパーフェクトな時間が流れました。
何時かは必ず、と想い続けておりますが
先を越されました。
素晴らしき仕事であろう事が目に浮かびます。
新らたな鮨の基準を習得したと同時に鹿児島のいかなる有名店であれ、酢飯にさしみを乗せてニギニギしたものであるかが判った事でしょう。
(私も全店行った訳ではないですが)
鮨屋はやはり仕事を食べに行く処だと思います。
識る事は不幸のはじまりでしょうか???
次は鰻かね!
となると南千住へゴー!!
投稿情報: いけむ♂ | 2009-11-20 19:39
考えてみると、
にぎりを醤油につける(よく、どうやってつけるべきか語られますが)という行為じたいが、合理的でないというか、あの形状と調和しない。
投稿情報: king | 2009-11-21 11:05