カゴシマの人にはあまりなじみがないだろう関西圏の情報誌「Meets Regional」、オイラはこの雑誌が好きだ。
あきらかにカゴシマや他の地域の情報紙と比べておもしろい。
関西なんか、そうそう行くことナイくせに何度かこの雑誌を買ったこともある。バッキー井上さんはそのミーツ・リージョナルで酒場ライターとして活躍された方らしい。
この本を手に、最初いい飲み屋が見つかればいいな、くらいの気持ちでパラパラやっていた。
いや、一筋縄ではいかないぞ、なんだこのオヤジ!カッコエエな。
なんという場数を踏んだ人なのだろう。
歳はオイラの3つ上だけど、そんな問題じゃなく圧倒的に街・酒場との距離の濃密な人だ。
酒場でこんな先輩と出会ったら楽しいだろうな、いやいや嫉妬するかな、以外と逃げ出すかもしれない。
天文館で飲み歩いていると、オイラの太刀打ちできない酒場のプロというか真剣師というか素敵な先輩に、たまに出くわす。
でも、このバッキーさんのように、酒と食いものとを季節感とともにとらえ、味わいつくしている人はいないだろう、悲しいかなそれは京都と鹿児島の文化、風土の違いであるかもしれない。
鹿児島は良くも悪くも南国で、季節の移ろいも人も食べ物もすべてに大ざっぱだ。
ともあれ、こんな本読んでると、オイラももっと出歩かなきゃダメだなっと、冒険に出かけたくなる。
出かけたからと行って、別にたいしたことも起こらないのもわかってる。
そもそも酒場に何かを期待してゆくこと自体がサモシイ。
それでも出かけなければ素敵な街の先輩に出会う確立はゼロだ。
さて、今夜はどこにいこうかな。
おもろい!
>>京都と鹿児島の文化、風土の違い
そうかぁ。。
だから432さんのような人がいるのね、きっと‥‥。京都出身だから。(?)
という私は、すっかり天文館から遠のいております。
投稿情報: ゆき(’-’)♪(雪見月) | 2010-05-19 10:08
食にたいする感覚というか皮膚感覚みたいなモノって、育ったところによってずいぶんかわりますよね。
投稿情報: king | 2010-05-20 07:19