実はこのところ手にする小説が不発つづきで、なんとも欲求不満。ついつい失敗の無い選択として、他人の評価に飛びついた。まあ、ラストのラストをのぞいて言うこと無し、職人芸に感嘆、拍手、溜息ですね。それにしてもこの原題「LOST LIGHT」”迷い光”って訳されてたけど、ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」という曲の一節から引用されている。この曲、もちろん素晴らしくオイラも大好きだけど。その意味については”自然も人も~ああすばらしい~”くらいに軽~く考えていた。この曲がこんな深い世界を紡ぎだすとは思いもしなかったな~。「迷い光」”どんな暗闇の中でも見るという光”らしいけど、どんな人生にも光はさすのか!ちょっとぐっと胸が痛みました。
これはボッシュシリーズですか?
そうだとしたら一作目からでなくてもOKですか?
投稿情報: 愚民党幹事長miyaji | 2005-12-17 18:18
そのとおり、ボッシュシリーズです。
このラストのラストと書いたところが、
別れた妻と×××××するシーンなんですが、
ここだけは流れを知らないだけに、
なんともおさまりが悪かった。
でも、それ以外はなんら問題ないですね。
ラストも、事件とはそう関係ないし、十分に楽しめますね。
もっともオイラ第一作から読む気になってますけど。
投稿情報: king | 2005-12-17 18:26