もともと音楽を聴くのに
ライナーとかまったく読まない方で、
(安い輸入盤で買うこと多し)
特に一人のアーティストを追っかけるときを除いて、
歴史とか流れとか
ほとんど考えてこなかった。
最近になって時間軸というものを
意識した楽しさに目覚めたオイラに
これほど良い教科書はない。
東大での講義を起こした内容だけど
たんなるジャズ名盤史ではもちろんなく、
音楽史と文化史とジャズ理論史が
渾然一体となった内容。
なのに、とても分かりやすいし楽しい。
このヒト、ほんとオモシロイや。
この本の唯一の欠点は
サンプルとして取り上げられた楽曲が、
(講義は実際聴きながら行われた)
いちいち聴きたくなってしかたないこと。
だれかアマゾンで
この本のCDリスト作ってくれないかな。
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