まあ、さすがにビートルズばかり
というわけにはいかない。
この夏の大きな音楽的出会いとは
この、マイルス・デイビス「ポギー・アンド・ベス」 かも。
ガーシュインと
マイルスと
ギル・エバンスの偉業。
いっけん とっつきにくいアルバム。
おそらくジャズの名盤を聴いてやる、
というスタンスで向かうと
肩すかしなアルバムかもしれない。
じっさいオイラ、
以前どこかで聞いて?
以来、聴いていなかった。
マイルスの音楽というより、
マイルスを使ったギルの作品、
マイルスを使ったオーケストラと
考えた方がいいかもしれない。
夏がもっともしっくりくる音楽だけど、
(ま、サマータイムっつうくらいだし)
もちろん、カリフォルニアの空も
ハワイの風も想像できるようなものじゃない。
うだるような湿気をはらんだ暑さ。
そんななかで
繰り広げられるジリジリとした人間模様、葛藤。
したたる汗。
アルバムに通底する
深い哀しみ。
美しく静かに流れる旋律。
繰り返し、
くりかえし聴いている。
やっぱ名盤だヮ、これ。
(あまりオススメはできませんが )
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