殺人マシーンとして育てられた少女の物語。
いまや「レオン」「ニキータ」「キック・アス」などなど
このては
一つのジャンルとして確立された感がありますね。
この映画、
ストーリーはまあ凡庸つか、
ちょっとあれれなトコもあるんですが、
ついつい引き込まれて
ハンナにキュッとハートつかまれます。
映画の成功はほぼ
少女の存在にかかってくるわけですが、
シアーシャ・ローナンなかなか魅力的です。
また彼女の魅力を引き出す
舞台装置がすばらしく、
北極近いフィンランドの原野、
(実際どこだかは知らん)
キャンピングカーで移動する
バッグパッカー(?)家族とともにするスペイン、
グリム童話、
そしてラストをかざる
ベルリンの閉園して朽ちゆく遊園地(ここが圧巻)、
などなど
幻想的かつ寓話的ともいえる
映像の豊かさと
それを包む音楽の独特な世界観が
ハリウッド映画ぽくなくてステキです。
それにしても
少女&殺人者てとこはマストですよね、
オトコじゃマンマだもんね、
「ダニー・ザ・ドッグ」みたいに
微妙になっちゃう。
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