これは、ヴォーグ誌の
一世紀以上にわたる歴史をかざってきた
400人のポートレイトが納められた本。
モデルにとどまらず王女からロックスター、俳優、
社交界の花、政治家と実に多才な顔ぶれのオンパレード。
そのクオリティ&ボリュームにして
1,960円とはじつにリーズナブルな内容なんだけど、
目当てにしていた
ピーター・リンドバーグの写真が
たったの一枚しかなかったのは
残念だった。
でも、よく考えてみると
いくら世界中のVogue誌で活躍したとはいえ、
リンドバーグはホンモトのファッション・フォト
のヒトであるから、
ポートレイト、
この本の主旨とはちょっと違うんだよね...、
しかたない。
リンドバーグの写真に
はじめて出会ったのは
オイラまだ十代、79年か80年ころ、
「コマーシャル・フォト」誌だったような気がする。
当時のカゴシマでは
ファッション通信もやってないし
もちろん洋書 Vogue を
目にすることもなく、
スーパーモデルという言葉さえ
まだ耳にすることもなかった 。
衝撃的だったな〜あん時は。
日本のファッション誌とかとは
まるで次元の違う写真にいっきにトリコになった。
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