「断絶への航海」は哲学的というか、
物理的な説明も長く少々骨の折れる小説だったけど、
この「星を継ぐもの」(1980年初版)は
みんなにオススメできる一気本です、興奮した !!!
近未来の地球、
月の探査で発見された真紅の宇宙服をまとった亡骸。
ソレは人間とほぼ同じ生きものでありながら
5万年以上も前に死亡していたことが明るみに出る...。
へたなミステリー小説など
裸足で逃げ出すほどの楽しさです。
地球の歴史、人類の進化における謎を
からめつつ人類の悠久の旅が
宇宙から解き明かされる。
時を忘れます。
手に汗握ります。
喉渇きます。
腹も減ります。
思わず夜空に月を捜します。
人類の夢と浪漫とミステリーが
一つになった名著です。
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