いや、おもしろかった。
前代未聞のハイジャック事件。
はたして完全犯罪は成功するのか...。
物語が走り出すまでの前半部分、
孤独な準備行動もなにかゲームをやっているかのように張り詰める。
(帯の小島秀夫の言葉があるからなんだけど)
いま、映画化するなら
絶対、違った結末にするかもしれないけど、
ベトナム戦争(1960年〜75年)直後の
時代背景ならではの
この結末なのかもしれない。
途中から
早くラストを知りたい願望と
終わるのが惜しくて読むのを躊躇する気持ちが
戦うタマラン本でした。
映画を10分割して観る人があまりいないように
この本も一気読みしたかったな。
所用に阻まれ
途切れ途切れに読んだことを
後悔した作品でした。
コメント