ストーリーを追えないというのか、
入っていけないというのか、
2・3ページ前のことをもう憶えてないというか、
まったく集中できないのだ。
必然、
写真集、
雑誌、
カタログのような
過去の記憶を手繰らなくてすむもの
ばかりを読む、というか観ている。
そんなこんなで、
最近観ていなかった昔買った写真集などを
開くこと多し。
1958年に出版された
ロバート・フランク「THE AMERICANS」
写真界の巨匠の代表作だ。
50年代後半
豊かさと発展に彩られながらも
黒人問題やベトナム戦争へ向かうべく
政治的な不安も抱えた時代を如実に現した一冊。
てことだと思うんだけど、
そんなことより、
すべての優れた写真に共通の
素直で
あたたかな視点というか、
誠実でまっすぐな
写真家自身の姿勢が
感じられる一冊。
星条旗、クルマ、道路、
TV、ドラッグストア、労働者、十字架、
バーバー、ショーウインドウ 、カフェ..........。
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