月村了衛兵「機龍警察」、申し分のないオススメ本。残念なのは装丁くらいかな。
書き出しから読み手をグイグイ引っ張りイッキに最後まで連れてってくれます。
まさにオイラ好みの内容。
ハードSF、近未来軍事アクションかつ警察ハードボイルドであり機甲兵装モノであり傭兵モノでもあるという.....わかりにくいか。でも、ただのドンパチではなく胸を締めつけます。
とにかく、スターシップ・トゥルーパーズ とか マルドゥック・ヴェロシティ とか好きな人には絶対オススメ、しかもかなり甘さ控えめというか皆無な一冊です。
この著者は1963年生まれコレが小説デビュー作だそうですが、
「ミスター味っ子」「ノワール」「神秘の世界エルハザード」「天地無用!」などの脚本家として活躍されてきた方のようです。
いやこの本、確実に映像化されそうな作品ですが、
日本映画だとSFXが薄っぺらくなりそうな気がするんで、アニメの方がいいかな。
シリーズになりそな気配なんで、続編が非常に楽しみな一冊でした。
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