装丁が最近気になっていたアーティスト・高松和樹のもの、そして帯には「凶暴にして繊細。『ブレード・ランナー』を超える衝撃力!」とある。
買いでしょう、文句なく。
リチャード モーガン著「オルタード・カーボン」!
サイバーパンク・ハードボイルド・ミステリというオイラの好きな要素に加え「ブレード・ランナーの影響を色濃く残す作品」なわけ(しかもエロつき)で、まさしく鉄板。
そういえば押井守監督が以前、映画づくりについてのインタビューで「全てのSF映像作家は未だに『ブレード・ランナー』の呪縛から離れられない」と語っていた。
この作品の著者もオイラより3つ年下。もろに青春期にBRの波を被りまくった口だろう、ムフフのフ。
ストーリーはBRのさらに進化(というか荒廃)した不死が実現した世界。
死が意味を失ってなお、生に固執する人間の心の不気味さ、醜さ、悲しさ、可笑しさが、タフでセンチメンタルな犯罪者である主人公の眼を通して浮き彫りに....、
ってまだ下巻読んでませんけどね.....。
お話もオイラも、もっか加速中なり。
コメント