...だが、期待はもろくも裏切られた。
これは、「深海のYrr」で大ヒットを飛ばしたフランク・シェッツィングの「砂漠のゲシュペンスト」。
オイラ基本的に「元傭兵が特殊能力を駆使して、巨悪に正義の鉄槌を!」みたいなハナシが大好きなんだけど...違ったみたい。
この小説は、ハンニバル・レクターを小物にしたような犯人の陰湿な復讐劇。
それに巻き込まれてゆく凄腕女性私立探偵&傭兵仲間&警官。
ハナシのキモは書けないけど、そのキモもなんとなく予測できたし、ムリヤリ感あるし、翻訳ぎこちないし。
そこそこ楽しめたけど疾走感はなし。
ネタ不足でなければ採りあげない一冊(ていうか上下巻)。
書評をみると、「深海のYrr」の方が評判イイみたい、こっちにしとけばよかったか。
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