昨年度観た映画のなかでベストに挙げたい「ライフ・アクアティック」(2005年作品)のウェス・アンダーソン監督、2001年の作品 「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」。
いや~2回続けて観ちゃいました。この監督の作品の魅力を説明するのは難しい。ダメな人には「フ~ン」で終わっちゃいそう、でも、オイラにとっては宝石箱のような作品。崩壊した家族の再生のお話。ダメで不器用な人達の織り成す可笑しくて少し悲しくて、そして心の底がほのかに温かくなる映画。荒唐無稽な設定なのに登場人物みんながいとおしくなるオトナのファンタジー。ジーン・ハックマンやアンジェリカ・ヒューストンをはじめとする大物俳優が実にイイ味で場面を盛り立てます。相変わらず、美術や衣装や小物使いがすばらしく、どんなシーンにも緻密なこだわりが観てとれて、何べん観ても楽しめそうなスルメ映画。「ライフ・アクアティック」に続き、この作品もDVD購入を決めました。ウェス・アンダーソン監督、オイラ、アンタについていきます。
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