今にも崩れ落ちそうな11月の陰鬱な空のもと、これまた陰鬱な心を引きずって歩く通勤路、キラーズのホット・ファスがしみてきます、かっこいいです。実は最初聴いた時はKASABIANやJETと同様、今どきの音はどれも似てるな〜、まあコレが一番マシな方かな〜くらいの認識だった。なのに今朝は上記の通り、オイラの耳も実にテキトーなもんです。なんというか聴いててオイラの大好きな映画 レオス・カラックスの「汚れた血」のなかでD・ボウイの「モダン・ラブ」が流れ、主人公が疾走するシーンが蘇ってきて、思わず甲突川沿いを走り出しそうに(もちろん走りませんけど)なりました。オッサン、アレックス気取りです。カラダか動く音楽と映画は本物だ!はオイラの信条ですが、突っ走り感がコレたまりまへん。音はやはりホールというかラウンジ感があってちょいサイケ&ゴージャスそしてほのかにダンスミュージックがかおるという今の音、ラスベガス出身のバンドなのにUKっぽいところが好みです。全世界で700万枚を売り上げたキラーズのデビューアルバムでした。
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