いや〜1975年録音の作品だけど、いつ聴いても名盤だね。ギターにジム・ホール、ピアノにローランド・ハナ、ベースはロン・カーター、ドラムにスティーブ・ガッド、トランペットはチェット・ベイカー、アルトサックスのポール・デスモンドとまさに「いぶし銀」と呼ぶにふさわしいメンツが、それぞれ出しゃばらず、しかも自分の持ち味を損なわず職人技を存分に見せてくれます。一人一人の音をじっくり追いかけてると何かしらいつも新しい発見があります。このアルバム、選曲がまたいいんだけど、やっぱり目玉は「アランフェス」、たまらず眉間の辺りにセツナサがおしよせます。音の海にいつまでも漂っていたくなるような心地よさ。秋の夜をお酒とともにいかがでしょうか、ほんとタマンナイからコレ。
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