1980年にリリースされたこのアルバムは今でもオイラのフェイバリット、唯一無二にして最高の存在、いまだこのスピード感、カッコよさをこえたアルバムはないと断言できる。上京したて、18歳のオイラが渋谷で偶然遭遇した野外ギグに、当時「博多めんたいロック」の旗手としてロッカーズ(陣内孝則)らとともに出演してたのがこのルースターズだった。彼らの演奏に雷に打たれたように衝撃を受けたのを覚えている。このときの偶然の遭遇がなければオイラもこのアルバム買うことはなかったのかも。それにしてもこのアルバムジャケット・・・北九州から出てきた不良が精いっぱい意気がってる感じが今となってはほほ笑ましい。じつは田舎者のオイラが高校卒業して最初に買ったスーツはギターの花田(一番右の人)のによく似たスーツだった・・・上京して都会にかぶれたオイラはすぐに軟派なファッションに身をやつすんだけど、ルースターズの2枚目アルバムのジャケも、このヤサグレ・スーツとは180度うって変わったポップなものだった。
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