中国ブーム。

侠客行/金庸

台風のおかげで久々、読書に没頭できた。中国の国民的作家、金庸の作品をはじめて読んだ。

　武侠ものというジャンル、熱いぜ！全三巻の侠客行、漢詩や人物の名前に、読みはじめこそ少し戸惑ったが、瞬く間に引き込まれ、三巻あっという間に読み終えてしまった。こんな作品がある土壌からワイヤーアクションとか生まれてくるのか～と妙に納得できるほど映像的＆劇画的だ。金庸先生作品ちょっとおっかけてしまいそうです。第三巻で主人公が武術の奥義を極めるときに絡んでくるのが李白の詩であるあたり、タマンナイな。そういえば先日観た「英雄/HERO」も剣の奥義に通じるのは「書」の心だった。そこらへんはやっぱりアジア人のメンタリティにうったえるツボなのか。

Comments

[投稿情報: K.B]

これまたコメントせずにはいられません（＾＾）ゞ
「英雄」は、私が初めて１人で劇場まで足を運んだ作品なんです。しかも、公開終了寸前に滑り込んだので人も少なく、私にも矢が飛んで来そうなほど大迫力の特等席で満喫しました。
‘天下統一のためには個人の復讐を棄てる’という結論は、要するに戦争反対のメッセージですよね。チャン・イーモウ監督がアクションもの？と思ったけれど、これなら納得です。
チャン・ツイィー、めちゃめちゃ可愛かったですよね。
デビュー作「初恋の来た道」の’走り方１つとってみてもいかにも純で可愛い田舎娘’が彼女の素に近いのかなと思っていたので、「グリーンディスティニー」で見せた目の覚めるようなアクションに度胆を抜かれてしまって、調べてみたら彼女はダンス畑の人なんですねー。「初恋…」はとても自然な感じがするのに、チャン・イーモウ監督の細かい演出に、すっかりやられた！と思いました。

おっと、またまたしゃべり過ぎですね。

[投稿情報: king]

K.Bさん、台風いかがでした？たぶん大丈夫だったんですね。
オイラ勢いづいて、夕べは「lovers」観ちゃいました。
チャン・ツイィーの舞＆アクション＆かわいさ炸裂！でした。
おっと、これから出張、行ってきます。

[投稿情報: K.B]

ご心配いただき、ありがとうございます。
山口でもかなりの被害が出たみたいですが、私の所は幸いにも影響なしでした（朝っぱらから書き込みしてるぐらいですからね）。

出張はもしかして宮路さんとギフトショーですか？
お仕事がんばってください。ボンボヤージュ！