クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
レオポルト・ウラッハ(Cl)、 ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
1951年の録音というのがなんとも温かでツヤのある音質、なめらかで優雅な旋律はまさしく天上の音楽だ。
レコード史上欠かすことのできない名盤といわれるこのCD、正直最近までただただ眠たくなる音楽としか受け止めていなかった。ヘッドホン・ステレオやカーステで聴く場合は、やはりそれなりのテンポがなくては身体と同調しにくいのかもしれない。わが家の新たな、なんちゃってサウンド・システムで聴くようになって、はじめてこの音楽のよさが皮膚の中にしみ込んでくるようになった。木造打ちっ放し(?)のようなわが家はアコースティックなサウンドとの相性が非常にいいようだ。
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