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キムタクはいらなかったな、あと妙なSF話しも、ついでに言うとちょっとしつこいぞカーウァイさんよ、ってとこでしょうか。まあ、あちこちで酷評されてると思うんで文句はこのくらいにして、この映画のいいところをあげてみよう。
まず、もちろんクリストファー・ドイル&ウィリアム・チョン [1]のコンビは健在で やっぱ映像がきれいだわ。カーウァイ[2] 映画の登場によって東洋人のキレイさに気付かされた人も多かったのではないだろうか?ちょっと胸張ってもいいんじゃないの、みたいな。今回はブリーフ姿[3]も無かったし。でも、今回カメラの動きが少なかった(そのぶん眠かったが)のはカーウァイ組も歳をとったということだろうか。それからオイラ、チャン・ツィイー[4]に恋をしました。もういいもういい、オマエはオイラが幸せしてやると言って抱きしめたくなるほど、イジラシイんだよね〜、しつこいカーウァイの演出通りなのはよく分かってるんだけど、セツナサが胸を苦しめる。あと、やっぱり、なんといってもトニー・レオンのカッコよさにつきる。ちょっとやせた(枯れた)?かな、中年のイヤラシサ、身勝手さをプンプン振りまきながらもなおかつ色っぽい、まぁ、比べるのが失礼だけどキムタクとは格の違いをまざまざと見せつけてくれました。あと見逃せないのはトニーのスーツ姿のすばらしくさ、ブリティッシュ・テーラードがつくる肩や背中の美しいラインにはため息が出たよ[5]。まあ、というわけで結論を言うと、トニー・レオン好きなら見逃すなってとこかな、言われなくてもそうするよね・・・。
[1][2][4]まとめてこちらをどうぞ。
[3]どうもあのブリーフ姿だけがイヤだった。東洋人みんなブリーフ履いてんのかよ、と思われそうで。まぁ、あれがリアリティってことなんでしょうけど。
[5] また、モノかよって声が聞こえそうだけど、ああいうの見ると、スーツとか仕立ててみたいな〜と思っちゃうね。
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