なぜなら地震には上限があるけど、
火山噴火の場合、最悪「人類の滅亡」だって想定されるから...らしい。
石黒耀 著「死都日本」。
早い話が、火山版「日本沈没」なお話。
ビビッたというか、興奮してイッキ読みでした。
なんつったって舞台が霧島、で大爆発。
やれ日向沖南海トラフだ、桜島だ、川内原発だと、
馴染み(身近)のハザードのオンパレード。
付随の地図や登場する地名が、
当然ながら身近なところ、耳馴染みなとこばかりなんで、
臨場感たまらんです。
それにしても映画もそうなんですが、
どうして、こう人間社会がメッタメタに蹂躙されるお話が
オイラは好きなんでしょうか、自分がコワイ。
この本、2002年に書かれてるんで、
震災以降の危機管理熱に乗っかって書かれたものではない。
だいたい噴火が圧倒的すぎて、
桜島噴火防災マニュアルとして、
なんの役にも立たないのが残念です...。
少々、ラストが綺麗すぎたけど、
手に汗握って読めました。
いや〜火山てホント怖いワ。
この本、桜島の噴火のニュースが出る度に話題になってたので気になってます^^;
一気読みしたのわかる気がします。
投稿情報: リッカ | 2013-03-19 14:48
話題になってたんですね、ちっとも知りませんでした。
投稿情報: king | 2013-03-22 11:22