「サイドウェイ」の監督っていったら
観ないワケにはいかないですよね、この映画。
だいたい予想通りの
じわじわ〜とイイ映画です。
ヒーローもいなく、奇跡も起こらない。
どこにもいそうな
だめな父親や手に負えない娘、
ばかな娘のボーイフレンドに
偏屈な妻の父などなど、
ギクシャクぎくしゃく音を立てながら
それでも
人間の営みは前へと進んでゆく。
ヒトへの慈しみ、あたたかな視線、
でもべたべたしない、
必要以上に盛り上げない、そんな映画。
ジョージ・クルーニーの
走りもカッコ悪くてグッドです。
最近、歳とって枯れた感がとてもいい
クルーニーですが、
観ていると、どうしても会社のとある先輩
に見えてしかたがない。
コミカルな役どころだと特に。
「まさか、あの人がクルーニー!」とか自分で突っ込んで
笑ってしまう。
今回の映画も舞台がハワイということで
もろオキナワンの先輩がよけいにダブって見えた、ブフフ。
こんど本人に言ってみよ。
それにしても、
ほんとに
ハワイにも仕事人間はいるのだろうか...
「ハワイにいたって人生はそんなに楽園じゃない。」
そりゃそうだ、と思うけど
やっぱりハワイには暮らしてみたいですよね。
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