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吉村昭 著「羆嵐」大正4年に北海道の開拓村で起こった日本獣害史上最大の惨劇を描いたドキュメンタリー作品。
恐えっ〜羆!寒みぃ〜北海道!
おもしろかった !!! めちゃオススメですこれ。一気読み間違いナシですぜ、だんな。
熊(クマ)ではなく羆(ヒグマ)なんですな主役は。とんでもない殺戮者です。
自然の猛威、凄惨な現場、無力な集団、漆黒の闇。
たんたんとした語り口が恐怖をいっそう煽ります。
また、開拓民の当時(大正)の暮らしのすさまじさも倉本聰のあとがきも見逃せません。
それにしても偶然だとは思うんですが、この時期になるとこんな作品を読んでしまうんですな、オイラ。
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