いまでこそ、この手のものには「ケッ!」という態度をとっているオイラですが、
実は、ウチを建てた14年くらい前、ミッドセンチュリーなインテリアとかにカブレ、勢い余ってコイツをアメリカから取り寄せたんです。
置いとくぶんにはかっこいいものの、イスでの生活になじみのないオイラ、ほとんどコイツを使うことなく、けきょく放置しておりました。
なんとなく julie のタオルとかを積み上げておく台としてのみ、この椅子は長年機能していました。
ところが先日の腰痛騒ぎ...身動きのとれない一日を過ごしまして...
一日中眠れもしないのでベットで本を読んでおりますと、今度は腕とか首が痛くなってまいります。
かといって普通にイスに腰掛けて読むと腰にクル。
ソファに丸まってみたり、クッションを挟んでみたりしても、やっぱりどうも腰に負担がかかります。
いろいろ試したあげく、ふと思いたって、ほとんど忘れ去られていたこのイームズ様に座ってみますと、なんとイイではないか!
腰が非常にラクなのです。
腰の曲線に密着するようなプライウッドの曲線がなんとも心地よしです。
さすがイームズ!
なるほど “ 負傷兵の脚の添え木を開発する過程でプライウッドの技術を進化させたイームズ ” なのは納得です。
これにオットマン(足乗せ)があれば、かなり完璧な読書椅子となりそう。
購入後14年を経て、ようやくその真価に気づきました。イームズさんスミマセン。
これからは活用させていただきます。
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