シリーズ第十二弾。
正直言うと、いつもの調子というか、相変わらずの内容。でも、そこが、たまらなく好きというか、安心できるというか...。
さすがに2・3冊続けて読むと、やや刺激が足りないのかもしれないけど、半年に一冊くらいのペースで読むぶんには、とても寛いで楽しめる一冊。
今回のお話も、本編とはあまり関係ないちょこっとしたサイドストーリーに、オイラ思わず うるっときてしまいました。
とかく重く、複雑で、陰惨で、救いのない今時の作品に疲れたときに、一服の清涼剤のような、こんなシリーズものをいくつかキープしておくと、本屋で迷ったときに「おっと、アレがあった!」と大変重宝します。
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