この映画の存在は「ジャンポール・ゴルチエの2008年秋冬コレクションが、この作品からインスパイアされたとして発表された」ことで知りました。物語り自体はお伽噺そのもの(おバカとも...)なんですが、さすがにゴルチエをも触発したその美術には度肝を抜かされます。キレイなものカワイイものヘンテコなもののテンコ盛り、何度観ても(たぶん)楽しめます。そしてなんといってもカトリーヌ・ドヌーブの美しさにはもう腰が抜けそうに(当時27歳のドヌーブはうら若き王女というにはアマリに妖艶ですが)なりました。スローでドヌーブの走るシーンなんか鼻血ものです。ちょっと普通のオトコにはオススメできませんが、夢見がちな美しもの好きにはぜひオススメの映画です。
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