ミルト・ジャクソンそして、すこしおさえ気味のコルトレーンのすばらしさは言わずもがなだけど、ベースの名手ポール・チェンバースのプレイがじつにすばらしい。この人のよさは速くて激しいバップのライン&ソロ(もちろんこれも一級品)よりもミディアムテンポでの心の弾むようなラインそして指&アルコ(弓)を駆使してのメロディアスな唄うようなソロだとオイラは思ってますけど、まさしくこのアルバムではリラックスして軽快に唄いまくるベースを堪能できます。通勤ウォーキング中ついニヤニヤしてしまう気持ちのいい一枚です。さらにこのアルバム、録音がいいのかコルトレーンのテナーの立体感にも唸ります。ぜひ、いいオーディオセットで聴いてみたいアルバムでもあります。
コメント