ん〜だめだった、オイラには。
あらためて、どうもいつごろからオイラの気持ちがネエさんから離れていったのか考えてみると、楽曲がどうも芝居じみてきたり、壮大になってきてからではないだろうか。もともと椎名林檎の歌詞の世界は極めて強烈で独自のストーリー性が強い。オンナ版ブランキー・ジェット・シティとでも言えばいいだろうか。そういう意味では下地は十分にあったんだろうけど、でもそれをロックというスタイルでオイラはやって欲しかった。楽曲が次第にゴージャスになってゆき、スタイルもジャズ、クラシック、ラテンからタンゴ的な要素まで巧みに使い分けるようになって、オイラにはついてゆけなくなった。このアルバムはそんなロックから発展していった彼女の音楽性の集大成的なモノかもしれない。斎藤ネコの力を得たことも大きいのかもしれないし、映画音楽ということであれば当然な結果かもしれない。極めてエンターテイメント性の高い音楽、完成度の高い林檎ワールドであることは間違いない。
でもオイラの聴きたいのは、歌い上げるネエさんなどではなく、ギターをかき鳴らしてシャウトする林檎ネエさんなのである。ああ〜林檎ネエさん、きつくブって!
そうかぁ~
私は以前の椎名林檎が超苦手。
というか大嫌いだった。
多分、齋藤ネコが好きなのかも。
かなり気になる齋藤ネコ。
私はブランキーはダメでJUDEやAJOCOは大丈夫、そんな感じでキングとは好みが逆なのかもなぁ。
投稿情報: やまだんご | 2007-04-15 14:19
逆か〜!じゃあ、きつくブツ方ですね!
投稿情報: king | 2007-04-15 15:01