SLEEP WALKER / THE VOYAGE

クラブ・シーンを中心に活動するジャズ・ バンドとか、JazzとClub Musicの融合！とかいう紹介文に一抹の不安はあった。
しかし、コリはええバンドですな！疾走感あります。

むかし、クラブ・ジャズとか言うジャンルが台頭してきた時、ちょびっと聴いてすぐに「ケッ！」と放り出した。打込みのビート（打込みが嫌いなわけではなく、むしろそっちの方も好きなんですが）にベースを効かして、ブルーノートの音源を切り貼りしてと、なんだか安直にでっち上げたかのような印象が嫌だった。でも、SLEEP WALKERは打込みもナシだし、DJもいないし、正真正銘の生きたJazzを演るバンドである。これがジャズの向かうトコだとは言わないまでも、ジャズの進化した一つの形であることには間違いない。ピアノはじけます。サックス、ブロウしまくります。カラダ動きます。文句なしにカックイイです。「クラブで観客をJAZZの生演奏で魅了させる事のできる唯一のグループ」だって、ううっ〜ライブに行きたいです。それにしても、クラブでみんなどんな風に踊ってるんだろ？