内原さんは平等院鳳凰堂のライトアップでその名を世界に知らしめ、最近では羽田第2ターミナル、六本木ヒルズや表参道ヒルズなどを手がけたライティングの第一人者。そんな彼の仕事道具もペンと紙から始まる。実際、デザインにはCGなども当然使われるが、アイデアをねったり、あるいはクライアントにプレゼンテーションする時も「なんとなくこんな感じ」というイメージは、手書きのデッサンが一番伝わる、と内原さんは言っていた。グレーの用紙に黒のサインペンで影の部分を、白や黄色の色鉛筆で光りを表現してゆく。なるほど白い紙じゃ光が描けないもんね、プロの現場には道具のいろんな使い方がありますね。
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