文庫版がまだ出てないんで、えいや~っとひさびさハードカバー上下巻買っちゃいました。
北方ブシ冴えまくりの「血涙」、「楊家将」の完結章です。
いや~泣くね~まさに血涙。国というものに、過酷な運命に翻弄されながらも、自らの誇りのために戦うオトコ達。そして伝説の「吹毛剣」父の魂がオトコたちの魂の収束点となる、ババ~ン!
最初は正直、え?まさかの記憶喪失?韓国ドラマか!北方大兄が、その手を使うか!と思ったのだけれど、「三国志」での曹操や呂布しかり、いとおしいキャラを単なる裏切り者や冷酷者として描きたくないんだね大兄は...、おかげでこの物語はとてつもない名著に昇華したネ、うんすばらしい。また国家や帝を会社や社長に置き換えて自らの境遇に置き換えられるところも、この物語が世の中間管理職(オイラ)諸君の共感を得て止まない点(勝手な想像)かもしれんません、号泣。
関係ないけど、このあいだオイラ血尿でました...。
赤兎のモデルと言われている汗血馬は、血の汗を流しながら一日千里を走ったそうですが…、血尿って…、恐いですね…。
投稿情報: K.B | 2009-02-16 22:09
そして水滸に、、、。
投稿情報: miyaji | 2009-02-17 07:52